top of page
​大動脈弁輪部膿瘍の右室穿破

大動脈弁位の感染性心内膜炎。弁輪部〜右室まで感染が及び、その結果大量の血液が右室に逆流し、ショック状態に。緊急手術を要しました。全感染組織の徹底切除から、心臓の出口を再建して行きます。

 

​弓部大動脈全置換術

急性大動脈解離や弓部大動脈瘤に対して行います。

​人工心肺を利用して体温を約24度まで低下させ、一旦循環停止にします。その間、脳循環を確保しながら、弓部大動脈を全て人工血管に置換します。

 

​David Procedures

自身の大動脈弁を温存しながら、拡大した大動脈基部を人工血管に置換します。同時に大動脈弁の逆流も制御します。

 

バルサルバ洞瘤破裂手術

​大動脈基部のバルサルバ洞というふくらみが、右室に向かって破裂した場合、心不全を起こしてしまいます。そういった例では、もともと心室中隔欠損症という先天性の疾患を持ちあわせてらっしゃる場合が多く、バルサルバ洞の再建と、心室中隔欠損孔の閉鎖が必要になります。

 

​OPCAB

​人工心肺を使用しないで、心臓を拍動させたまま、冠動脈にバイパス血流を供給する手術です。様々な器具を使用して心臓を持ち上げて手術を行います。

 

bottom of page